薬価基準収載医薬品コード(12桁)の読み方

薬局・医療機関で働く方向けの解説です。 最終更新 2026年10月14日

このページの要点

  • 先頭9桁が同じ品目は、メーカーが違っても同じ成分・剤形・規格です。
  • OD錠は9桁目が変わるので、普通の錠剤と「同じ規格」には入りません。
  • 検索窓に12桁のコードを入れると、その品目の詳細ページへ直接移動します。

12桁の内訳

ノルバスク錠2.5mg(2171022F1029)を例にします。

桁 意味 例
1〜4桁 薬効分類の番号 2171
5〜7桁 投与経路と成分。001〜399 が内用薬、400〜699 が注射薬、700〜999 が外用薬 022
8桁 剤形(アルファベット1文字)。錠剤には F、カプセル剤には M が多い F
9桁 同じ分類の中での規格の番号 1
10〜11桁 同じ規格の中での銘柄の番号 02
12桁 チェックデジット(入力の誤りを見つけるための数字) 9

※ 5〜7桁で実際に使われているのは各範囲の一部だけです。 剤形の細かな違い(普通の錠剤と口腔内崩壊錠など)は、8桁目ではなく9桁目で分かれることがあります。

先頭9桁が同じなら、同じ成分・剤形・規格

違うのは10〜11桁の銘柄の番号だけです。アムロジピンの例です。

先頭9桁 品目 コード
2171022F1 アムロジピンベシル酸塩2.5mg錠 2171022F1010
ノルバスク錠2.5mg 2171022F1029
アムロジン錠2.5mg 2171022F1045
アムロジピン錠2.5mg「サワイ」 (出荷状況のデータ) 2171022F1282
2171022F2 ノルバスク錠5mg など(5mg錠) 2171022F2025 など
2171022F3 アムロジンOD錠2.5mg など(2.5mg口腔内崩壊錠) 2171022F3021 など

同じ2.5mgでも、普通の錠剤(F1)と口腔内崩壊錠(F3)は9桁目で分かれています。 錠剤からOD錠への切り替えを考えるときは、成分ページで別の規格として確かめてください。

表の1行目は、メーカー名の付かない一般名で収載されている品目(統一名収載)です。 薬価基準の一覧にはこの1行しかありませんが、出荷状況のデータでは「サワイ」などの後発品が メーカーごとに別の銘柄の番号で載っています。12桁のままでは突き合わせられず、先頭9桁で見ると同じ規格としてまとまります。

当サイトでの使い方

※ レセプトの電子請求では、これとは別に9桁の医薬品コードも使われます。桁数も付け方も違う別のコードです。

この解説は、厚生労働省などの公開情報をもとに当サイトの運営者がまとめたものです。 制度の細かな取り扱いや最新の変更は、必ず告示・通知などの原文でご確認ください。 処方・調剤の判断は、添付文書と医師・薬剤師の判断によってください。

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